スポーツ走行に当たって最も基本的でかつ重要な車高調整、その方法を順を追って御紹介していきま す。今回はその例としてBDを使用していますが、基本的には他のどのクルマでもやる事は同じですので 参考になればと思います。準備するものですが、セッティングボードと各種ゲージ、ここで重要なのは 使用する道具はいつも同じ物を使用するという事です。別のツールを使用すると誤差が出たりしますの で、データの定量化の観点からもなるべく毎回同じ物を使用する様にしましょう。 まず準備するのはセッティングボード、ダウンス トップゲージ、ハイトゲージの3つ。 ハイトゲージは段付きの物より写真の様な無段階 に測定が出来る物の方がより細かいセットアップを 可能にします。 ・シャーシーのねじれ解消法 まずは計測の前にシャーシーのねじれを解消しておきます。これは練習時は数パックに一度、レース時 には走行毎に行う事をお勧めします。 実際のねじれを確認する方法ですが、これは単純にシャーシーをセッティングボードにのせてシャー シーを対角線上に触ってみる事で確認ができます。シャーシーがねじれている場合はシャーシーとセッ ティングボードの間に僅かな隙間が発生するため触るとカタカタいいますのでこれで確認ができます。 そして解消法ですが、これはアッパーデッキを止めているビスを一度全部ゆるめて再度締め直すだけと いたって簡単です、これで再度シャーシーを触ってみてカタカタいわなくなっていればOKです。たいが いはこれで直りますが、それでも直らない場合はポストの曲がりをチェックしてみると良いでしょう。 ここでアッパーデッキを止めるビスの締め具合についてですが、あまり締め過ぎるとシャーシー自体の ロールが損なわれナーバスな動きをする傾向があります。そこでやや緩めな締め込みをするのですが、 具体的にはツールを指先だけで回し、そのまま最後まで締め付ける程度のトルクで十分です。また締め る順番はセオリー通りに対角線上に少しずつ締め付ける様にします。この方法で組んだ車は路面の状態 があまり良くない状況であっても柔軟な動きを示し、コントローラブルな動きになるでしょう。注意点 としては走行中にビスが緩みやすくなるので、ビスの脱落や緩みのチェックを欠かさないようにしま しょう。 セッティングボードに乗せてシーャーシーを対角線 上に押してみます。 シーャシーがネジれているとココに隙間が出来てカ タカタします。 ネジれを取る為に一旦アッパーデッキを止めている ビスを全て緩めます。 全て緩めたら今度は順にビスを締めて行きます、こ の時の締め具合はレンチの持ち方に注目。指先で 「キュッ」と締める程度です。 締める順序は外から内に、対角線上に少しずつ締め る様にします。 これは締める時の悪い例です、これではシャーシー がガチガチになってしまい良い事はあまり無さそう です。 ・サスマウントのねじれ解消法 走行をさせているうちにサスアームのガタが大きくなっている場合が多々あります。これは走行中 のヒットなどでサスマウントがズレてしまうのが大方の原因です。これはサスマウントを止めている ビスを一旦緩めて締め直す事で簡単にガタが解消されますのでこまめにチェックする事をお勧めしま す。この際の注意点としては、ビスを回す時に一緒にサスマウントが回ってズレる事がありますので、 指できちんと押さえて取り付ける様にしましょう。 サスアームの前後ガタをチェックします、最近のサ スマウントが独立しているタイプではココのガタが 走行中に大きくなっている事がよく有ります。 ガタが大きくなっている場合はサスマウントを止め ているビスを一旦緩めた後締め直します。この時サ スマウントがビスと一緒に回らない様に指で強く押 さえておくのがコツです。 再度ガタをチェックして動作のチェックもしておき ましょう。 ・ドループの測り方 いわゆるダウンストップ量をキチンとそろえておく事も非常に重要です、これがズレていたり数値が 間違っていたりすると車がまともに走らなかったりしますので走行前にしっかりとした調整が必要で す。計測にはセッティングボードとダウンストップゲージを使用します。まずはゲタに車を乗せて、サ\\r スアームをフリーにした状態で計測します。この時の計測箇所ですが、セッティングシートに合わせる のでしたらサスピンの真下で合わせる様にします。左右がきちんと揃えばOKです。 ダウンストップゲージとセットの「ウマ」にシャー シーを乗せます。\\r ウマは写真のマルのあたりにセットすれば良いで しょう。 これで準備OK。正確に測定する為にも必ずダン パーを外し、干渉しない様にしておきます。 測定箇所は必ず決めておき、毎回同じ場所で測る様 にしましょう。通常のスキッドの場合は前側で測り ます。 逆スキッドの場合は写真の様に後ろ側で測ります リヤ側も同様に位置を決めて計測します。 ヨコモ製キットには写真の様なツールが付属してい るのでこれを利用してドループを揃える事ができま す。0の面をしっかりとシャーシーにつけて測定す る事が重要です。 写真の様に0面が浮いてしまうと測定値がイイ加減 になってしまうので注意が必要です。 ・車高の測り方 さて実際の計測ですが電池側の前後2箇所で行います、左右両側で合わせている方をよく見かけますが、 シャーシの左右バランスは後述のツイークの調整で行うのでここでは片側のみの測定とします。 測定箇所ですが、前後共にサスアーム下側あたりで行います。この辺りでしたらシャーシー自体が 削れる事も少なく、定量化に最適ではないでしょうか。 ハイトゲージを差し込んでライドハイトを測定しま す。ゲージがシャーシーと干渉しないように注意し ます。 シャーシーの削れなどの影響を受けない場所を選 び、毎回同じ場所での測定を心掛けましょう。 今度はリヤ側に差し込んでいます。基本的にはフロ ント同様ですが、特にリヤ側はシャーシーの削れが 多いので、測定場所には注意を払います。 この辺りがシャーシーの削れも少なく計測箇所とし ては最適かと。 ・ツイーク調整 最後に車の左右の調整をします、これは重量的な左右のバランスを適性化するのが目的です、この調整 ができていないと片マキを起こしたり、真っ直ぐに走らなかったりと良い事は何もありません。 それではリヤ側を例にその方法を紹介します。まず細いレンチなどでシャーシー端部の中心にあてて そっとタイヤが浮くまで持ち上げます、持ち上げましたら今度はそれをそっと降ろしていきます、この 時タイヤが左右同時にセッティングボード等に接地すればOKなのですが、得てしてどちらかが先に接地 します。例えば左のリヤタイヤが先に接地したとします。この場合の調整は左のフロントダンパースプ リングを若干締め、右のフロントダンパースプリングを左側で締めた分と同量を緩めます。これを先の 方法で左右のタイヤが同時に接地するまで繰り返します。これを前後共に行う事で車のバランスが整い クセの無いスムースなハンドリングが得られるでしょう、最後に車高をもう一度確認する事を忘れず に。 これはリヤ側の調整風景です、レンチなどの先の細 い物でシャーシーのセンターを持ち上げます。それ を降ろした時に左右のタイヤが同時に接地するまで 調整を行います。 フロントも同様にシャーシーのセンターを持ち上げ てツイーク調整を行います。前後が揃ったら最後に もう一度車高の確認を行い、必要であれば調整を行 います。 |
简单猜一下,错了不要找我[em43][em43] 走行最基本和重要的车高调整,调整方法按顺序给你介绍一下。这次的例子使用的是BD,其他车架基本上也可以参考一下。需要准备的东西,设定平板和各种尺。重要的是使用的工具是同一品牌的,不同品牌的工具混用会出现误差。为了数据的稳定和标准化,每次都使用同一套工具。 准备设定平板,DOWN STOP尺,车高尺 照片上的无阶段型车高尺比阶段型车高尺在测定的时候能更细致的进行设定 底板变形的解决法 测定前需要解决底板变形的问题。练习几组电后一次,比赛时每次都需要做的事情 实际中的变形确认方法,只是把底板放在设定平板上,轻触底板的对角线就可以确认有没有变形。底板变形的情况下底板与设定平板之间会有隙,轻触时会有活动现象。解决方法,松开所以有固定两楼板的镙丝,再次轻解底板没有活动的话就OK。不行的话检查一下立柱等有没有弯曲变形。再次上好固定两楼板的镙丝,拧得过紧的话会让底板自身出现扭曲倾向。慢慢的拧紧镙丝,可以用指尖来转动镙丝刀,最后拧紧时用的力度十分重要。拧镙丝的顺序是以对角线上镙丝每次拧一点的方法慢慢拧紧所以镙丝。这个方法组装好的车在路面状态有良好的状况和柔软活动,控制自由。注意要点,走行中镙丝会慢慢松开,要经常对镙丝是否松开进行检查。 把底板放在设定平板上以对角线进行轻压 底板与平板之间在这里有间隙出来,会活动 为解决问题而松开所以两楼板固定镙丝 全松开后再按顺序拧上镙丝,这个时候拧的力度要注意,先拧到马马虎虎的程度。 拧的顺序由外到内,以对角线来慢慢拧紧 拧的不好的例子,拧得有卡嗒卡嗒声(不太明白,猜的) A臂臂码的变形解决方法 走行后多半会出现A臂前后活动间隙变大的情况。走行中冲击是主要原因(不太明白,猜的)。松开固定臂码的镙丝检查一下活动的问题有没有解决,实际操作的注意点,镙丝转动的时候会带着臂码一起活动,所以在用手指按住臂码来安装。 A臂的前后活动问题检查,最近的臂码都是独立的式样,这里的活动在走行中会有很大的问题 活动比较大的情况下,拧开臂码固定镙丝再慢慢直着拧紧镙丝,这个时候臂码会跟着镙丝一起转动所以要用手指用力按着来安装 再次对活动问题进行检查 DOWN STOP的测量方法 DOWN STOP的量是非常重要的,数值不同的车走行的性能也不同。走行前有必要进行调整。测量时使用设定平板和DOWN STOP尺。在用垫块把车垫起和A臂不受力的状态下测量。 用DOWN STOP尺套装里的垫块把车架垫起 按照片中的垫块放法对设定有好处。 准备工作OK。为了有正确的测量数据,必需放开避震在没有干涉的情况下。 测量的位置决定后,每次都要在同一位置进行测量。通常的SQOUT的情况下在前侧测量。 反SQOUT的情况下像照片一样在后侧测量 后部在同样的位置进行测量 YOKOMO制造的KIT中都会包含像照片中一样的尺可以用来测量DOWN STOP,0刻度的那个面要接触底板对测量是很重要的 像照片这样0刻度面悬空的情况下测量值会有误差,一定要注意 车高的测量方法 实际测量时对电池侧的前后两个地方进行测量就可以了,左右两侧在后面说到的底板左右平衡的避震调整时单侧进行测量。测量的位置,前后都是在A臂下面进行,在底板自身切削比较少的地方进行,比较方便数据的标准化 用车高尺对车高进行测量,要注意尺与底板有没有干涉问题 底板切削会影响数值,每次都在同一个位置进行测量比较好 这次是测量后部,基本上和前部一样。特别的后部切削的比较多的话,要注意选择测量位置 在边上底板切削比较少的位置进行测量最适合 避震调整 最后车的左右进行调整,以重量左右的平衡最优化为目的。 以后部为例来进行介绍,用细的镙丝刀在中间把底板顶起到轮胎悬空,再放下,左右轮胎同时接触设定平板的话就OK,有一边先着地的话就要调整。例子为后面左边的轮胎先着地。这时调整左边前面的避震圈,右边的前避震向左边同样的量调整,直到左右轮同时着地。前后相同的进行平衡调整,最后为要忘记再一次确认车高 后部调整的情况,镙丝刀等细的东西在中间把底板顶走。对放下时左右轮胎同时着地而进行调整 前部同样在中间把底板顶起对避震进行调整。前后调整完后再一次对车高进行确认,有必要的话再调整一下。 [此贴子已经被作者于2005-6-20 1:21:50编辑过] |
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